アフリカヤマネが超可愛い!アフリカヤマネの飼育方法や特徴を紹介!!
アフリカヤマネはまだマイナーですが、見た目が可愛く性格もおとなしいので、とても魅力的なペットです。尻尾がとても長くて可愛らしい動物なのでペットとして飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではアフリカヤマネの特徴と飼育方法について紹介します。
近年は犬や猫などの動物のほかに、うさぎやハムスター、モルモットなど様々なペットを飼育する人が増えています。アフリカヤマネは小さい動物で、ペットとして飼育もしやすいので、エキゾチックアニマルの中でも近年人気の動物です。
体長が小さく、見た目がとても可愛らしいので、アフリカヤマネを飼ってみたい人も多いと思います。ただ、ペットとして一般的な動物ではないので、生態や飼育方法などわからないことも多いと思います。
今回の記事ではアフリカヤマネの特徴や飼育方法について紹介するので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
ヤマネについて
ヤマネは日本にも生息していますが、日本に生息しているヤマネは絶滅危惧種なので、飼育することはできません。
見た目はハムスターやリスに似ているとても可愛い動物です。顔つきはハムスターに似ていますが、尻尾はリスのように大きくふさふさしています。
ハムスターやネズミにはない大きくて可愛らしい尻尾が特徴的です。
ヤマネは夜行性の動物で、森の中に生息しているので、見つけるのは困難です。日本では上野動物園で見ることができるので、見てみたい方はぜひ行ってみてください。
日本に生息しているニホンヤマネの体長は大きくなっても8cmほどと小さいです。寿命は長く最大で8〜9年ほど生きることがあります。
ヤマネの生態について
ヤマネは長い期間冬眠することで知られている動物です。
ヤマネ以外のネズミ目の動物も冬眠をしますが、中でもヤマネの冬眠期間は長く、1年のうち6ヶ月以上冬眠をします。ヤマネの体温は冬眠中0度近くまで下がり、春になると心拍数を急激にあげて、体温を36度ほどまで上昇させます。
冬眠から目覚めたヤマネは餌を食べて体力をつけるとすぐに繁殖シーズンに入ります。
ヤマネは夏の終わり頃に出産をして、冬になるまでの3ヶ月の間にたくさんの餌と食べて脂肪を蓄え、冬眠に備えます。
アフリカヤマネについて
アフリカヤマネは名前の通りアフリカに生息しているヤマネです。日本に生息しているニホンヤマネは天然記念物に指定されているので、飼育することができまえんが、アフリカヤマネは飼育することができます。ペットとして飼育されているヤマネの中では最もポピュラーなのがアフリカヤマネです。
見た目がリスに似ているので、マイクロリスと呼ばれることもあり、体長が小さくとても可愛い動物です。
アフリカヤマネは飼育が簡単な種類で、ペアで飼育していると繁殖することもあるので、初めてでも飼いやすいペットです。
アフリカヤマネの特徴
アフリカヤマネは臆病で警戒心が強い動物です。なので、慣れていない時にスキンシップをするとストレスになってしまいます。
また、夜行性なので昼間に起こして触ったりするのもストレスになるので注意してください。性格は臆病ですが人に慣れやす動物なので、慣れればスキンシップを楽しむことができます。
幼体から飼育すると慣れやすいので、スキンシップを楽しみたい方は幼体から飼育して、少しずつ人に慣れさせるようにしましょう。
また、スキンシップをするときは尻尾には触らないようにしましょう。
ふさふさしていてとても可愛らしい尻尾をしているので触りたくなりますが、尻尾はちぎれやすく、掴むとちぎれてしまうことがあります。
ちぎれても死んでしまったりすることはありませんが、元には戻らないので、スキンシップをするときは手に載せるなどして、尻尾には触らないようにしてください。
アフリカヤマネの販売価格
ショップにもよりますが5,000円〜10,000円ほどで販売されていることが多いです。ハムスターなどの小動物に比べると値段は比較的高いです。
販売しているお店もあまり多くないので、お迎えする場合は販売しているお店を探す必要があります。
アフリカヤマネの寿命
アフリカヤマネの寿命は野生下だと5年ほどだと言われています。とても小さい動物ですが、ハムスターなどの比べると寿命が長い動物です。
個体によっては7〜8年生きることもあるので、お迎えする場合はちゃんと飼育環境を整えて、長生きさせてあげてください。
アフリカヤマネの飼育に必要なもの
アフリカヤマネは飼育が簡単なペットです。ハムスターを飼育するように飼育することができます。
簡単にアフリカヤマネの飼育に必要なものを紹介します。
飼育ケージ
飼育ケージはハムスター用のものやリス用のものを飼育することができます。アフリカヤマネは枝を飛び移ったりしてよく動くので、少し大きめで高さのあるものを用意するのがいいと思います。
アフリカヤマネの幼体は体が小さくケージの隙間から脱走してしまうことがあるので、幼体を飼育するときはプラケースや水槽を使用するのがいいと思います。
アフリカヤマネはとても小さく、動きも早いので脱走してしまうと捕まえるのが難しいです。なので、脱走されないように十分注意してください。
床材
床材はハムスター用のものを使用することができます。
掃除のしやすさなどを考えて、牧草やペットシート、広葉樹のチップを使うのがいいと思います。
巣箱
野生のヤマネは枝の間に巣を作ったり、岩の裂け目や木の穴などを巣穴を作って生活しています。
飼育下でも隠れられる場所が必要になるので、巣箱を用意してあげてください。巣箱を用意すれば、巣箱に床材を運んで自分で安心できる環境を作ります。
回し車
アフリカヤマネは木を飛び回って広範囲に移動する動物なので、ケージの中で飼育していると運動不足になってしまいます。
運動不足を解消すためやストレスを解消するためにも回し車を入れて運動できる環境を作ってあげてください。体長が小さい動物なので、ハムスター用の回し車を使用することができます。
夜行性で夜中に活発に動き回るので、回し車は静音性の音が少ないタイプのものを選ぶのがいいと思います。
給水機
給水機はケージに取り付けるタイプのものだとひっくり返してしまうこともなく、安心して使用することができます。
給水機もハムスター用のものを代用することができます。与える飲み水は水道水をそのまま与えて問題ありません。飲み水は毎日交換して新鮮な水を飲めるよにしましょう。
餌入れ
餌入れはどんなものでも構いませんが、プラスチック製だとヤマネが齧ってしまって壊してしまったり、誤って飲み込んでしまうことがあります。なので、餌入れは陶器製のものがオススメです。
アフリカヤマネを飼育するときの温度について
アフリカヤマネは気温が15度を下回ってくると冬眠の準備を始めます。冬眠してそのまま起きてこないことがあるので、飼育する際は冬場でも室温を20度以上になるようにしましょう。気温が5度以下になると完全に冬眠してしまうので、冬眠させないように注意してください。
また、30度を超えてくると熱中症を起こしてしまうことがあるので、夏場気温が高くなるすぎる場合はエアコンを使用したり、風通しのいい場所にケージを設置して小動物用の保冷グッズを設置するようにしましょう。
アフリカヤマネの餌について
アフリカヤマネ雑食性の動物で、野生下では木の実や種、昆虫など様々なものを食べています。
飼育する場合はハムスター用の餌や小動物用の餌を主食として与えてください。他にもヒマワリの種やリンゴなどの果物、ミルワームなどの昆虫などをバランスよく与えてください。
昆虫は体を作るために必要なタンパク質が豊富なので、与えると喜んで食べます。昆虫を与えるのに抵抗があるかもしれませんが、喜んで食べる姿はとても可愛いのであげてみてください。
コオロギやミルワームなどの昆虫は嗜好性も高く、喜んで食べてくれるが、与えすぎると肥満になってしまいます。肥満になると様々な病気を引き起こす原因になってしまうので、昆虫はおやつとしてたまに与えるぐらいにしましょう。
果物も糖質が多いので肥満の原因になりやすいので注意してください。
餌の与え方について
餌は餌皿に入れておいておくだけで大丈夫です。
ただ、夜行性なので、昼間にケージ内に手を入れて餌を交換したり掃除をしたりするとストレスになってしまいます。
なので、餌を与えるのは夜にしましょう。
また、アフリカヤマネをなれさせたい場合は夜に手に餌をおいて手渡しで餌を与えるのがいいと思います。
餌を与えながらスキンシップをすると少しずつなれてくれます。このとき脱走してしまうと捕まえるのが大変なので、脱走には気をつけてください。
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