モルモットの飼育方法や餌・飼育に必要な設備について紹介!!
モルモットは大きくても体長が40cmほどと小型でとても飼いやすいペットです。見た目も可愛らしく、表情も豊かなので飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではモルモットの飼育方法について紹介します。
モルモットは長年ペットとして人気があり、ペットとして改良されてきているので、ペットを飼った事がない人でも飼いやすい種類です。
大きな声で鳴くこともないので、アパートでも飼育する事ができ、一人暮らしの人にもオススメです。飼い主にも懐き、名前を呼べば近づいてきたり、甘えたいときは鳴き声を出して構ってもらおうとします。
コミュニケーションをとる事ができるので飼っていてとても楽しいです。
今回の記事ではモルモットの飼育方法について紹介するので、モルモットを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
モルモットについて
モルモットはつぶらな瞳をしていてとても可愛らしい動物です。
動物園でも人気があり、動物園の触れ合いコーナーで触った事がある人も多いと思います。モルモットはネズミなどと同じげっ歯類に属していて、テンジクネズミ科に分類されています。
ペットとしても人気がありますが、飼育が簡単なことから実験動物として用いられることも多いです。
手足が短くずんぐりむっくりした体型をしていてとても可愛らしいです。見た目は鈍足そうですが、ネズミの仲間なだけあって本気で走ったときはとても俊敏に動きます。
モルモットはうさぎと同様に草食性です。
なので、牧草を与えて飼育する事ができるので、肉食の動物を飼育するよりも簡単に飼育する事ができます。草食性なので、肉食性の動物に比べてフンの匂いが少ないのもペットとしての魅力の一つだと思います。
モルモットの寿命について
モルモットの寿命は大体4〜8年程度だと言われています。
ただ、個体によっては長生きすることもあり、ギネス記録では14年生きたという記録もあります。
平均すると5年ほどだと言われていますが、10年ほど生きる事があります。
ストレスを軽減する事で長生きさせる事ができるので、モルモットを飼育する場合はぜひストレスの少ない環境で飼育するようにしましょう。
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モルモットの値段について
モルモットは種類が豊富で、種類によって値段は様々です。
モルモットは大きく分けると短毛と長毛の種類がいて、さらに体毛の色や柄によって値段が変わってきます。
流通量の多いオーソドックスなタイプであれば3000円程度で購入することができます。珍しい品種になると値段も高額になり、3万円ほどで販売されていることが多いです。
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モルモットは人に懐く?
エキゾチックアニマルの中には人に懐かない種類の動物も多いです。
その中でもモルモットは社会性を持っていて、集団で生活しているので、飼い主を仲間だと思ってもらうことができれば懐いてくれます。
モルモットは野生化では天敵が多いので、臆病で警戒心の強い性格をしています。
飼育環境に慣れていなく、緊張しているときに無理に触ったりすると、飼い主に慣れずらくなってしまうので、飼い始めは飼育環境に慣れるまで無理に触ったりしないようにしましょう。
飼い主に慣れてくると自分から飼い主によってきたり、甘えたくて鳴いたりするようになります。
モルモットが飼い主に慣れてきたら抱っこしたあげたり撫でてあげたりしてください。
大きな音や気温の変化はモルモットのストレスになってしまうので、スキンシップをするときは大きな音など立てないように気をつけてください。
モルモットの飼育に必要なもの
それではモルモットを飼育するために必要な設備について紹介します。
飼育ケージ
モルモットが安心して生活することができるように飼育ケージを用意しましょう。
モルモットは小型の動物なので、それほど大きな飼育ケージは必要ありません。大体新聞紙の半分ぐらいのサイズがあれば十分です。
飼育ケージは金網タイプのものか衣装ケースを改造して使用することができます。
金網のケースより衣装ケースの方が値段が安いので、なるべくお金をかけなくない場合は衣装ケースがオススメです。
モルモットはうさぎのように飛び跳ねたりしないので、高さは30cmもあれば十分です。
ただ、稀に壁を登ってしまうことがあるので、衣装ケースを使用する場合は金網などで蓋をしておくようにしましょう。
もし繁殖させたり、数匹で飼育する場合は倍以上の広さのケージを用意するようにしましょう。
床材
ケージの下には床材を敷くか、すのこを敷いておく必要があります。
床材は牧草やアスペン材などを使用するのがいいと思います。ただ、床材は糞などで汚れてしまうので、週に2回ほど交換する必要があります。
交換するのが面倒な場合はすのこを使用するのがいいと思います。
すのこであれば汚れたとき気づきやすくケージ内を清潔に保ちやすいです。ただ、隙間の多いものだと足を踏み外して怪我してしまうことがあるので注意してください。
またすのこは木製のものを選びましょう。木製であればモルモットが齧って食べてしまっても安心です。
すのこは汚れたら水洗いすることができます。乾かしている間すのこを交換しなければいけないので、何枚か用意しておくようにしましょう。
小屋
モルモットは実は夜行性で昼間は暗い場所に隠れていることが多いです。
もともと臆病な性格をしているので、隠れられる場所がないとストレスが溜まってしまいます。なので、小屋を用意してモルモットが安心できる場所を作ってあげてください。
小屋も齧ってしまうことがあるので、木製のものを選んでください。
遊び道具
運動不足にならないようにケージ内には遊び道具も入れておきましょう。
回し車やジャバラトンネルなどを入れておくと喜びます。回し車はしっかりと固定できるものじゃないとすぐに倒れてしまうので注意してください。
ケージの中で遊ばせるだけじゃなく、飼い主に慣れてきたらケージから出して広い場所でも遊ばせてあげるようにしてください。
保温器具
エアコンで室温を管理するのでは電気代も高くなってしまうので、保温器具を用意するのがいいと思います。
モルモットの適温は20度前後になります。
なので、冬場は保温器具が必要になります。小動物用のものが販売しているので、そう言ったものを使用してください。
モルモットの餌について
モルモットは草食性なので、テモシーやアルファルファなどの牧草を食べます。いつでも食べられるように牧草は常時設置しとくようにしましょう。
他にはモルモット用のフードがあるので、それを合わせて与えるのがいいと思います。
他にも野菜や果物、ナッツ類なども好きなので、そういったものをおやつとして、たまに与えるのもいいと思います。
果物やナッツは脂肪分が多く肥満になりやすいにで与えすぎには注意してください。
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