モルモットの平均寿命や長生きさせる方法、気をつけたい病気を紹介!
モルモットは可愛らしくて人懐っこいのでペットとして人気の動物です。省スペースで飼育することができ、飼育も簡単なので一人ぐらいの人でも飼いやすいペットです。今回の記事ではモルモットの寿命や気をつけたい病気について紹介します。
ペットを飼うならちゃんと最後まで責任を持って飼育しなければダメですよね。最後までちゃんと飼育できるか考えるときに特に重要になるのが寿命だと思います。
家族として迎えるなら、ちゃんと寿命を全うできるようにしっかりと飼育してあげたいですよね。
今回の記事ではモルモットの寿命と気をつけたい病気について紹介するので、モルモットを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
モルモットの寿命はどのぐらい?
モルモットの寿命は8年ぐらいだと言われています。
犬や猫などの動物に比べると少し短いですが、小動物の中では長生きな種類になります。平均で8年ほどですが、しっかりと飼育してあげれば10年以上生きることもあります。
ハムスターの寿命は3年ほどなので、それに比べると長生きなのがわかると思います。
モルモットの最長寿命について
モルモットの寿命は平均で8年ほどですが、最長寿命は14年10ヶ月です。
ギネスにも認定されていて、平均寿命の倍ほど長生きしたことになります。モルモットは体が大きな個体ほど長生きすると言われています。
モルモットを長生きさせる方法
生き物を飼育するなら、寿命が全うできるようにしっかりと飼育してあげるようにしましょう。
簡単にモルモットを長生きさせる方法を紹介します。
しっかりと温度の管理をする
モルモットは南米の暖かい地域に生息している動物です。飼育する場合は25度前後の環境で飼育する必要があります。
寒さにも比較的強いですが、室温が10度を下回ると死んでしまうことがあるので、室温はしっかりと管理しましょう。
また、30度を超えると体調を崩してしまうことがあるので、夏場など気温が上がるときは気をつけてください。
夏場30度以上になる場合はエアコンなどを使って、室温が30度を越えないようにしたり、日陰で風通しのいい場所に飼育ケージを設置するようにしましょう。
ケージ内が蒸れてしまうと熱中症になってしまうので、飼育ケージは風通しのいいものを使用する様にしましょう。
ケージ内を清潔に保つ
飼育環境が不衛生だとモルモットが病気になってしまうので、しっかりと掃除をして、ケージ内は常に清潔にしておきましょう。
モルモットは他の小動物に比べてもフンが多いです。トイレを覚えることもありますが、ほとんどは好きな場所でフンをします。
ケージの隅っこなど落ち着く場所でおしっこをすることが多いので、同じ場所でおしっこをしている様ならそこにトイレを設置する様にしましょう。
基本的にはトイレを覚えることはできないので、小まめにケージ内の掃除をして清潔な環境を保つ様にしましょう。
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栄養バランスを考える
人間と同じで、モルモットも長生きするには食べ物の栄養バランスが重要です。
モルモットを飼育する場合は、牧草の他に、野菜やモルモット用のペレットを与えて飼育します。
モルモットを飼育する上で重要な栄養素はビタミンCです。モルモットは人間と同じで、自分でビタミンCを作り出すことはできません。
なので、餌からビタミンCを摂取する必要があります。野菜からも摂取することができますが、野菜だけでは不足してしまうこともあるので、ペレットはビタミンCが含まれているものを選びましょう。
また、餌の食べ過ぎも良くありません。肥満になると内臓に脂肪がついてしまったりして、寿命も短くなります。
モルモットは果物も好きなので、果物を与えるよ喜んで食べます。ただ、果物を与えすぎると肥満になってしまい、寿命も短くなってしまうので、気をつけてください。
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ストレスの少ない環境で飼育する
モルモットは天敵が多く、群れを作って自分の身を守って生活をしています。
なので臆病な性格をしています。臆病な性格をしているので、環境の変化に弱くストレスを感じやすいです。
ストレスはモルモットに限らず寿命を縮める大きな原因になります。
騒音などでストレスになってしまいます。ストレスを感じていると食欲がなくなったり、下痢をしてしまうことがあります。また、抵抗力も弱まってしまうので、病気になりやすいくなるので注意してください。
飼育ケージは静かな場所に設置して、飼育を始めたばかりは、飼育環境に慣れていないので触ったり撫でたりしない様にしましょう。
また、モルモットは本来群れを作って生活しています。1人でいるよりも複数匹で飼育することでストレスを軽減することができます。ただ、モルモットは繁殖力が強いのでオスとメスを一緒に飼育しているとあっという間に増えてしまうので注意してください。
モルモットの病気について
モルモットを飼育していると病気になってしまうことがあります。モルモットを飼育するときに気をつける病気を紹介します。
皮膚疾患
モルモットを飼育していると多い病気です。
シラミやダニが皮膚についてしまうことがあるので、定期的にブラッシングしてシラミやダニを防ぐようにしましょう。
皮膚疾患になると後ろ足で体を搔こうとすることが増えたり、フケがよく出るようになります。
皮膚疾患になった場合は早めに病院に行って見てもらいましょう。皮膚疾患の原因はケージ内が不衛生になることでおきてしまいます。
なので、こまめに掃除をして、ケージ内を清潔にしておきましょう。
不正咬合
歯が伸びすぎてしまい、噛み合わせが悪くなってしまう病気です。歯が伸びすぎると、口の中に刺さってしまい、痛みから餌を食べなくなってしまいます。
ペレットや野菜だけを与えていると不正咬合になってしまうことがあるので、牧草もちゃんと与えるようにしましょう。
不正咬合になるとよだれがよくできるようになります。よだれが出ている場合は病院に行って治療してもらいましょう。
毛球症
モルモットは毛並みを整える習慣があります。モルモットは口の中に毛が入ると飲み込みます。
毛の塊が消化器官に溜まると毛球症になってしまうことがあるので気をつけてください。
毛球症になるとフンをしなくなったり、餌を食べなくなってしまいます。症状が重くなるとお腹が膨らんだり、明らかに元気がなくなります。
こう行った症状があったら、病院に行って治療してもらいましょう。
毛球病はブラッシングすることで防ぐことができます。モルモットを飼育する場合は毎日ブラッシングして病気を予防してあげてください。
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