スローロリスの値段はいくら?販売価格や飼育費用について紹介!!
スローロリスは見た目が可愛らしく、仕草も可愛らしいので飼ってみたい方も多いと思います。スローロリスはリスという名前がついていますが、猿の仲間で、ペットとして人気の動物です。今回の記事では、スローロリスの値段について紹介します。
スローロリスは見た目も可愛らしく、テレビなどでも取り上げられることが多く飼ってみたい人も多いと思います。ただ、ペットとしてメジャーな種類ではないので、値段や飼育費用などわからないことも多いですよね。
今回の記事ではスローロリスの値段や飼育費用について紹介するので、スローロリスを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。スローロリスの特徴や飼育方法について紹介!!
スローロリスについて
スローロリスはロリス科に分類されている動物です。
ロリスとはオランダ語で、道化師という意味があります。そして、動きがゆっくりなので、スローロリスと呼ばれるようになりました。
なので、リスとはなんの関係もありません。
丸い体に大きな瞳が特徴的な猿の仲間で、見た目も可愛らしいので、ペットとして人気があります。
スローロリスはベトナムやフィリピン、バングラデシュなどに生息していて、一生のほとんどを木の上で過ごします。
スローロリスは面白い狩の仕方をします。狩をする場合、素早い動きで餌を捕食するのが一般的ですが、スローロリスはゆっくり動きことで、獲物に気づかれないようにして獲物を捕食します。
気配を消してゆっくりと動くので、捕食される昆虫や小鳥などはスローロリスに気づくことができないそうです。
スローロリスには毒がある
スローロリスを飼育する場合は毒があることをあらかじめ知っておきましょう。
スローロリスは脇から出る物質を唾液と混ぜ合わせることで毒を作り出します。この毒は酸性が強く刺激臭がします。
この毒を身体中に塗ることで、スローロリスは外敵や寄生虫から身を守っています。
毒の強さは研究中でわかっていないことも多いですが、アレルギー反応が出てしまい、アナフィラキシーショックになってしまうことがあります。
この毒は猫アレルギーと似ている成分があると言われているので、猫アレルギーを持っている方は注意してください。
スローロリスは夜行性
スローロリスは完全な夜行性です。
昼間は木のなどに隠れていて、夜になると餌を求めて活発に活動を始めます。夜になると活動を始めますが動きはゆっくりで、ナマケモノの様に目立たない様に移動をします。
夜間でもほとんどを樹上で過ごし、地上に降りることはほとんどありません。
スローロリスの寿命について
スローロリスの寿命は野生下では15〜18年ほどだと言われています。
寿命の長い動物ですが、飼育下では長生きさせるのは難しいのです。スローロリスは臆病な性格をしているので、ストレスから病気を発症してしまうことがあります。
飼育下での平均寿命は10年ほどだと言われているので、飼育する場合はしっかりと飼育環境を整えてストレスの少ない環境で飼育する様にしましょう。
スローロリスはペットにできる?
スローロリスはペットとして飼育することができます。
ただ、ワシントン条約により絶滅危惧種に指定されているので輸入が禁止されています。国内で繁殖された個体のみが販売や譲渡をすることができるので、流通量はとても少なく販売価格はとても高いです。
さらに飼育する場合は環境省への登録が必要です。
値段も高額で飼育も難しい動物なので、飼育する場合はしっかりと飼育環境を整えてから飼育する様にしましょう。
スローロリスの値段について
スローロリスの販売価格は大体ですが80〜100万円ほどになります。
スローロリスは現在ワシントン条約の絶滅の恐れがある野生動物に指定されたので、販売や譲渡をすることができません。
なので、スローロリスを購入するには国内で繁殖した個体しか販売されることがありません。
スローロリスの繁殖は難しく、ブリーダーも少ないので、流通量が少ないので、スローロリスの販売価格は他のエキゾチックアニマルに比べても高いです。
購入する場合はスローロリスを販売しているお店で、予約をして入荷待ちをすることになります。
全く流通がないわけではないので、エキゾチックアニマルを販売しているペットショップに相談して探してもらうか、入荷したら教えてもらう様にしましょう。
スローロリスの飼育費用について
スローロリスの飼育飼育費用はそれほど高くありません。
スローロリスは樹上性なので、飼育する場合は背の高いケージや上り技が必要になります。
鳥かごなどで飼育することができるので、飼育設備を整えるのもそれほど大変ではありません。
ただ、スローロリスは指先が器用なので、ケージの入り口を開けてしまうことがあります。なので、スローロリスを飼育する場合はケージに鍵をして脱走されないようにしましょう。
必要な飼育設備は、飼育ケージ、上り技、ヒーター餌入れ、給水機、巣箱だけなので、3万円ほどで揃えることができます。
スローロリスは暖かい環境に生息している動物なので、寒さには弱いです。日本の冬はスローロリスにとっては寒すぎるので、飼育する場合はちゃんと保温器具を用意して、ケージ内の温度は27度前後で管理する必要があります。
保温器具だけでは温度が上がりきらないこともあるので、飼育する場合はエアコンで室温を22度前後まであげながら、保温器具を使ってケージ内の温度が下がりすぎない様にしましょう。
スローロリスの餌代について
スローロリスは雑食性で様々なものを食べることができます。野生下では果物や昆虫、かたつむり、トカゲ、小型の哺乳類などを食べています。
スローロリスは長い舌を持っていて、この舌を使って樹液や花の蜜などを食べることもできます。
飼育する場合はコオロギやデュビアなどの昆虫とバナナやリンゴなどの果物や野菜をバランスよく与えるようにしましょう。
スローロリスはドックフードを食べることができます。毎回果物や昆虫を与えていると餌代も高くなってしまうので、ドックフードをメインに与えて、おやつとして昆虫や果物を与えるのがいいと思います。ドックフードを与える場合は水でふやかしてから与えてください。
果物は糖分が高いので、与えすぎると肥満になってしまいます。肥満は様々な病気の原因になってしまうので、果物の与えすぎには気をつけてください。
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