フェレットの餌は何がいい?フェレットの餌の種類と与えてはいけないものを紹介!!

フェレット

フェレットは見た目も可愛らしく、ペットとしてとても人気の高い動物です。飼育しやすい動物ですが、フェレットは完全な肉食性なので、飼育する場合は与える餌に注意が必要です。今回の記事ではフェレットの餌について紹介します。

 

 

フェレットは完全肉食動物なので、消化器官が短く、消化性や吸収性のいい餌でなければちゃんと栄養価を吸収することができせん。

 

人間にとっては体調を整えるために大切な食物繊維もフェレットにとっては消化を妨げてしまうので、食物繊維の多い餌を与えると下痢になってしまうことがあります。

 

今回の記事ではフェレットの餌について紹介するので、フェレットを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

 

 

理想の栄養バランスについて

 

 

フェレットを飼育する場合は食物繊維は5%以下、脂質18%以上、動物性タンパク質35%以上の餌が理想です。

 

人間にとっては必要な食物繊維もフェレットにとっては消化器官に負担をかけてしまうので、フードを選ぶときは食物繊維の少ないものを選ぶようにしましょう。

 

キャットフードを代用して与えられることもありますが、食物繊維が多い場合もあるので、ちゃんと成分表を確認しておくようにしましょう。

 

 

フェレットの餌の種類について

 

 

それではフェレットの餌の種類について紹介します。

 

フェレット用ドライフード

 

フェレットを飼育する場合はドライフードをメインとして与えることになると思います。

 

フェレット用のドライフードには様々な商品が販売されています。商品によって成分は違うので、購入する際は良く確認するようにしましょう。

 

ドライフードは値段も安くメインの餌として使いやすいですが、フェレットは偏食の傾向があり、個体によってはドライフードを食べないことがあります。

 

ドライフードを与える際はいくつかの商品をブレンドして与えると栄養バランスを取ることができ、偏食にななりづらいのでオススメです。

 

 

穀物不使用フード

 

 

値段の安いフェレットフードには小麦やトウモロコシなどの穀物が含まれています。

 

穀物を使用することで、安価なフードを作ることができ、なおかつフェレットの食いつきが良くなるので、よく使用されています。

 

ただ、フェレットはもともと穀物を食べる動物ではないので、穀物不使用フードを与えは方がいいと言われています。

 

値段は普通のフードよりも高いですが、穀物不使用フードを与えることによって、毛艶をよくしたり、健康的に育てることができると言われています。

 

 

手作りフード

 

 

獣医さんは手作りフードを推奨している方が多いです。

 

健康的に飼育することができるので、餌やりもしっかり楽しみたい場合は手作りフードを与えるのがいいと思います。

 

フェレットは鶏肉や豚肉の他に、牛肉や魚などを食べることができます。なま肉を与える場合は一度冷凍してから、表面を軽く焼いてから与えるのがオススメです。

 

冷凍と加熱をすることによって、寄生虫を死滅させることができます。フェレットにとっては生の方が消化はいいので、焼き過ぎには注意して表面が少し焼けるだけにしましょう。

 

魚を与えるには特に寄生虫が多いので、与える場合は必ず加熱してから与えるようにしましょう。

 

フードを作る場合はちゃんと与えてはいけないものを覚えておきましょう。肉食なので、野菜や果物は与えないようにしてください。他にはイカやエビ、タコ、貝類にはビタミンB1を破壊する成分が含まれていて、消化も悪いので与えないようにしましょう。

 

 

フェレットフードの代用品

 

 

キャットフードはフェレットフードの代用されることができます。

 

ただ、キャットフードやドックフードはカロリーが高かったり、安いものだと食物繊維が多かったり、タンパク質が少ないので、フェレットの餌にはあっていません。

 

フェレットの餌の代用として使用する場合は子猫用のキャットフードを選ぶのがいいと思います。

 

 

ドックフートは与えちゃダメ!

 

 

キャットフードはフェレットの餌として与えることもできますが、ドックフードはフェレットに与えることができません。

 

犬は雑食性なので、肉食性のフェレットにドックフードを与えてしまうと消化器が悪く、消化器障害になってしまうことがあるので気をつけてください。