チンチラの寿命はどのぐらい?平均寿命と長生きさせる方法を紹介!!

2023年2月24日

チンチラ

チンチラは見た目も可愛らしく、室温に気をつければ比較的簡単に飼育することもできるので、ペットとして人気が高いです。チンチラはとても可愛らしい動物で、寿命も長いのでペットとして人気があります。適切なケアや管理を行うことでチンチラの寿命を延ばすことができます。今回の記事ではチンチラの寿命と長生きさせる方法について紹介します。

チンチラはペットとして飼育されることの多いげっ歯類の中では大型の種類で、見た目もとても可愛らしいので飼ってみたい人も多いと思います。

頭も良くて飼い主を覚えることができるので、飼い主に慣れれば手に乗ってきたりスキンシップを楽しむことができます。

気温の変化に弱いので、飼育する際はエアコンで室温を管理する必要がありますが、ちゃんと室温を管理することができれば飼育は比較的簡単です。寿命も長いので長く飼育することができるのでペットとして人気があります。寿命の長いペットですが、しっかりとした管理やケアを行うことで長生きさせることができます。

今回の記事ではチンチラの寿命と長生きさせるために気をつけることを紹介するので、チンチラを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。

チンチラの寿命について

チンチラ

チンチたの寿命は10〜15年ほどと言われています。

小動物ですが寿命は長めなので飼育する際はちゃんと最後まで飼いきれるか考えてから飼育を始めるようにしましょう。

10〜15年と言われていますが、中には20年生きたチンチラもいるので、飼育環境や正しいケアを行うことで長生きさせることができるので、チンチラを飼育する場合はしっかりと飼育環境を整えて長生きさせて上げるようにしましょう。

チンチラを長生きさせる方法

チンチラに限らずペットを長生きさせてあげたい場合はなるべくストレスの少ない環境で飼育してあげるようにしましょう。

簡単にチンチラを長生きさせる方法を紹介します。

チンチラを飼おう!チンチラの飼育方法や特徴、注意点を紹介!!

大きめのケージを使用する

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チンチラは運動量の多い動物で、体は小さいですがジャンプ力もとても強いです。

チンチラは標高2,000〜5,000mにもなる高い山に生息しています。岩場に生息しているので運動能力も高くジャンプ力が高く上下移動を好みます。

1メートルぐらいジャンプすることもあるので、チンチラを飼育する場合は高さが1メートル以上あるケージで飼育するのがオススメです。

チンチラはげっ歯類なので、色々なものをかじってしまいます。ケージもかじってしまうので、ケージはチンチラに齧られても大丈夫なものを選びましょう。

プラスチックなどでは齧ってしまい壊してしまったり、チンチラが食べてしまうことがあるので注意してください。

ケージから出して遊ばせる

大きめのケージを使用していても運動不足になってしまうので、チンチラを飼育する場合は1日に1時間はケージから出して運動させてあげるようにしましょう。

室内で遊ばせている時もコードなどを齧ってしまうことがあるので、目を離さないようにしましょう。ジャンプ力も高く1メートルぐらいジャンプすることもあるので怪我をしたり脱走してしまわないように注意してください。

室温をちゃんと管理する

チンチラは暑さと寒さに弱いので、飼育する際はちゃんと室温を管理するようにしましょう。

飼育ケージを風通しが良くて気温の変化の少ない場所に設置するのはもちろんですが、気温が高くなる場合はエアコンを常につけて室温が上がりすぎないようにしましょう。

チンチラが快適に感じる温度は18〜20度前後です。温度が25度を越えると体調を崩してしまうことがあるので、気温が高くなるときは特に注意してください。

ストレスの少ない環境で飼育する

チンチラは嗅覚や聴覚が優れていて、人間にとっては気にならないような物音や匂いでもストレスになってしまいます。

チンチラは夜行性の動物なので、昼間の騒音や明かりなどはストレスになってしまいます。飼育ケージは直射日光が当たらない静かな場所に設置するようにしましょう。

チンチラを診察してくれる動物病院を探しておく

チンチラは一般的なペットではないので、エキゾチックアニマルを診断することができる動物病院ではないと診てもらえない場合があります。

チンチラなどのエキゾチックアニマルの診断を受け付けていない動物病院もあるので、あらかじめチンチラを診察してくれる動物病院を探しておきましょう。

あらかじめ動物病院を探しておくことでチンチラが急に体調を崩したり、怪我をした場合に慌てないですみます。

砂浴びも忘れずに

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チンチラは砂浴びをすることで、ラノリンという皮脂を落とします。

ラノリンは自然に落ちることがないので、人間がお風呂に入るようにチンチラも砂浴びをすることで体を清潔にします。

チンチラ用の砂と砂浴び用のケースが売っているので、そう言ったものを用意し最低でも週に1度、30分程度は砂浴びをさせるようにしましょう。

砂浴びの容器をケージ内に入れているとそこでトイレをしてしまい、砂が不衛生になってしまいます。

なので、砂浴び用の容器はケージ内に入れておかないようにしましょう。

砂浴び用の巣はとても粒子が細かくてすごく飛び散ります。なので砂浴びをさせるときは、掃除しやすい場所で砂浴びをさせてください。

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チンチラがなりやすい病気について

チンチラ

次はチンチラがなりやすい病気や怪我について紹介します。

怪我や病気になっていることに気づいたらすぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

熱中症

チンチラは暑さに弱いので熱中症になりやすいです。

室温が28度を超えたり湿度が高くなりすぎると熱中症になってしまいます。熱中症の症状が悪化あすると突然死してしまうのでチンチラを飼育する場合は室温と湿度には十分注意してください。

熱中症になるとヨダレを垂らしたり、呼吸が早くなり体も暑くなります。

ケージ内には温度湿度計を設置して温度を湿度をこまめに確認して、夏場はエアコンを使って室温が高くならないようにしましょう。

不正咬合

不正咬合は病気ではありませんがチンチラなどのげっ歯類によく診られる症状です。

これは歯の噛み合わせが悪くなる症状で不正咬合になることで食欲が落ちて餌を食べる量が少なくなります。チンチラは標高の高い山に生息していて、硬い植物の根っこなどをかじってします。げっ歯類は歯が一生伸び続けますが、硬い食べ物をかじることで歯が自然にすり減ります。

飼育下で十分に硬いものをかじれていないと歯が伸びてしまいうまく餌を食べられなくなります。柔らかいペレットや野菜ばかり食べていると不正咬合になってしまうので、牧草をしっかりと与えるようにしましょう。

皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌症はカビに感染することで発症する病気です。

チンチラが特になりやすい皮膚症で、フケが出たり円形の脱毛になったりします。怪我をしたことが原因で発症することがあります。

皮膚に炎症が起きてしまい顔まわりや足などを赤くなっていることがあります。

ケージ内が不衛生だったり、砂浴びの砂が不衛生だと起きてしまうのでケージやトイレは清潔に保ち、砂浴びの砂は定期的に交換するようにしましょう。

チンチラの老化について

チンチラは1歳になるまでに急激に成長して、1歳を迎えて大人になると成長はゆっくりになります。チンチラは長生きな動物ですが、10歳を超えると高齢になり老化も進んでいます。

高齢になると毛艶がなくなり、運動量や食欲も落ちて、寝ている時間が長くなります。また、目も白く濁り白内障になることもあります。

食欲が落ちてしまうので、高齢になると体重も減って行きます。

運動量も落ちて、足腰が弱いくなると回し車に乗らなくなったり、砂浴びの時間も短くなるので砂浴びをしない場合は砂をかけてあげて砂浴びをさせるようにしましょう。