ミニブタの寿命について!平均寿命や気をつけたい病気、長生きさせる方法を紹介!!

2023年1月8日

ミニブタ

ミニブタは有名人も飼っていたり、テレビで紹介されたりしているので、飼育してみたい人も多いと思います。今回の記事ではミニブタの寿命や長生きさせる方法を紹介します。

ミニブタは小型に改良された豚で、は室内で飼育することができ、見た目も可愛いので、ペットとして人気があります。

ただ、ミニといっても最大で100kg以上に成長してしまうこともあるので、注意が必要です。

大きさの他に、ペットを飼育する場合は寿命も気になりますよね。

今回の記事ではミニブタの寿命について紹介するので、ミニブタを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

ミニブタについて

ミニブタ

ミニブタは実験動物として小型に品種改良されたブタです。ブタは人間と体の構造が似ているそうで、様々な実験に使われています。

最近はより小型に品種改良されたマイクロブタがペットとして販売されています。ミニといっても体重は重く、平均で50〜70kgほどまで成長します。

知能が高く、犬よりも頭がいいと言われています。トイレを覚えることもできて、毛が少ないので、喘息やアレルギーがある人でも飼育することができます。

ミニブタは生まれた時は250gほどまでしかなく、とても可愛いですが、2年ほどで大人になり体重も40kgを超えてきます。個体によって成長にばらつきがあり、100kgほどまで成長するので、飼育する場合は注意が必要です。

赤ちゃんの時はとても可愛らしいですが、ちゃんと飼いきれるか考えてから飼育するようにしましょう。

ミニブタを飼ってみたい人へ!ミニブタの飼育方法や特徴について紹介!!

ミニブタの寿命について

ミニブタ

ミニブタの寿命は10〜15年ほどと言われています。マイクロブタもミニブタと同様に寿命は10〜15年ほどになります。

犬と同じぐらいで、長くつきあうことができるペットです。

体重さえ気にしなければそれほど飼育が難しいわけではありません。中型犬を飼育するスペースがあればミニブタも問題なく飼育することができます。

ただ、餌を与えすぎると大きく成長してしまうことがあります。また、個体によっては大きく成長してしまうこともあるので、飼育する場合はその点に気をつけてください。

気をつけたい病気について

ミニブタを飼育する場合にはワクチン接種が必要です。

ワクチンを接種したからといって、必ず病気にならないわけではないので、飼育する場合はワクチン接種をした上で、病気にならない様に十分注意してください。

豚熱

この病気はミニブタにとってとても強力な感染症で、もしこの病気にかかってしまうと法律によって殺処分しなければいけなくなります。

感染力の強いウィルスで、東京都でも豚熱に感染している野生のイノシシが確認されています。ワクチンを打っておけば感染力を弱めることはできますが、必ず感染しないわけではないので、キャンプ場や林に近い河川などに行くと豚熱ウィルスを接触する可能性があるので、散歩をさせる際は注意してください。

豚熱になると高熱がネタのち、便秘や下痢、呼吸障害、痙攣などの神経症状ののち1〜2日ほどで死んでしまいます。治療方法のない病気なので十分に注意してください。

豚熱のワクチンは動物病院ではなく、家畜保健衛生所で職員の方が接種します。また、豚熱のワクチンを接種したミニブタは非接種地域への移動が禁止されるので、引っ越しなどが必要な場合は地域区分を確認してください。

豚丹毒

豚丹毒菌という菌が原因で発症する病気です。

菌を含んだ排泄物などを媒介に傷口から感染します。無症状のことも多いですが、人に感染することがある病気なので注意が必要です。

人が感染した場合は発熱や皮膚炎、関節などに炎症をこすことがあります。稀に敗血症や心膜炎など重症化することがあるので、特に気をつけた病気です。

豚丹毒にもワクチンがあるので、ミニブタを飼育する場合は忘れずにワクチンを接種しておきましょう。

日本脳炎

蚊を媒介にして豚から豚へ、また豚から人へと感染します。人に感染しても発症する確率は低いですが、発症すると高熱や意識障害、神経麻痺などを引き起こし、重症化してしまうことがあります。死亡率も高い病気なので注意が必要です。

現在日本でも日本脳炎に感染している豚が確認されているので、ミニブタを飼育する場合は忘れずにワクチンを接種しておきましょう。

ミニブタを長生きさせるには

ミニブタの寿命は10〜15年ほどですが、しっかりと飼育すればそれ以上生きることもあります。

また、ペットを飼育する場合はなるべく長生きさせてあげたいですよね。簡単に長生きさせる方法を紹介します。

餌は適切な量にする

ミニブタは餌をよく食べるので、ついつい与えすぎてしまいがちですが、餌は適切な量を与えるようにしましょう。

餌を与えすぎると肥満になってしまいます。肥満は様々な病気の原因になり、寿命も縮めてしまうので、ミニブタを飼育する場合は餌を与えすぎないようにしましょう。

食事制限は一生続きます。

ミニブタが餌やおやつを欲しがっても決まった量以上は餌を与えない様にしましょう。

カロリーと塩分に気をつける

人間と同じで、カロリーや塩分が高い食事をしていると病気になりやすく、寿命も短くなります。

人間用の食べ物を好んで食べますが、カロリーが高すぎるものや塩分が高いものは与えないようにしてください。

毎日散歩させる

ミニブタを飼育する場合は毎日散歩させて、適度に運動させてあげてください。

散歩の時間はそれほど長くなくてもいいので、30分ほど散歩をするようにしましょう。ミニブタは引っ張る力も強いので、散歩をさせる時はハーネスをつけて、しっかりとコントロールするようにしてください。

定期健診をしてもらう

ミニブタを飼育する場合は定期健診をして、病気になっていないか調べてもらうのがいいと思います。

また、餌の量などアドバイスをもらうためにも、ミニブタを見てくれる動物病院を探しておきましょう。

適正な体重についてや体調の変化などわからないことも多いと思います。安心してペットと過ごすためには定期検診を受けて、病気などを予防するようにするのがオススメです。

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