サーバルキャットは飼育にできる?サーバルキャットの値段や飼育費用を紹介
サーバルキャットはワイルドな見た目をしていますが、人にも懐きやすい性格をしています。海外ではペットとして人気があり、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではサーバルキャットの値段や飼育費用について紹介します。
サーバルキャットは海外ではペットとして人気の猫ですが、値段は高く入手が大変なので、セレブ猫とも呼ばれています。
テレビでも紹介されることが多く、野性味がありかっこいい見た目をしているので、飼ってみたい人も多いと思います。
今回の記事では、サーバルキャットの値段や飼育費用を紹介するので、サーバルキャットを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
サーバルキャットは日本で飼育できる?
サーバルキャットは日本で飼育することはできません。
2020年の6月1日にサーバルキャットを愛玩目的で飼育することが禁止されてしまいました。
サーバルキャットはほとに危害を加える恐れがあるため一般家庭では飼育することができなくなりました。サーバルキャットを飼育することができるのは動物園や研究施設など、特定の目的がある場合にのみ許可される様になりました。
日本ではペットとして飼育することができなくなってしまったので、当たり前ですが購入することもできません。
以前は特定動物に指定されているだけだったので、飼育するための特別な檻や脱走を防止するための措置、マイクロチップの埋め込みなどを行い、都道府県知事の許可があれば飼育することができましたが、現在は一般家庭でサーバルキャットを飼育することはできません。
サーバルキャット
サーバルキャットはアフリカに生息しているヤマネコです。
体長が大きく、大きなものでは1メートルほとまで成長します。体にはヒョウのような黒い模様があり、足が長くすらっとしています。
ペットとして販売されているサーバルキャットは野生の個体ではなく、野生のサーバルキャットとベンガルやエジプトシャウマンなどの雌猫と交配させたことによって生まれた新しい品種です。
サーバルキャットは交配世代によって性格が異なります。第一世代のF1は野生に近いので、体も大きく、顔つきも野生のサーバルキャットに似ています。
世代が進みに連れて、サーバルキャットの遺伝子が少なくなってしまうので、体も小さくなっていき、イエネコに近い見た目に変化していきます。
サーバルキャットは交配されることによって、呼び方が変わり、家猫と交配されたサーバルキャットはサバンナキャットと呼ばれます。
サーバルキャットの値段について
現在日本でサーバルキャットを購入することはできないので、以前の販売価格について紹介します。
サーバルキャットはとても高額で、平均で100〜200万円ほど、高いものでは300万円ほどで販売されていました。
海外から輸入するため、輸送費もかかり他の動物に比べて値段が高額になっています。さらに飼育するためには家をサーバルキャットが飼育することができる様にリフォームする必要があるので、飼育するにはさらにお金が必要です。
サバンナキャットの値段について
サバンナキャットはサーバルキャットと家猫を交配させて生まれた新しい品種です。
サーバルキャットは一般家庭で飼育することはできませんが、サバンナキャットであれば一般家庭でも飼育することができます。
サバンナキャットは第一世代(F1)に近い方が販売価格が高くなります。サバンナキャットの(F1)もサーバルキャットと同様に飼育が禁止されているので、一般家庭で飼育することができるのはF2以下のサバンナキャットになります。
F2のサバンナキャットは100〜200万円ほどで販売されていることが多いですが、F5〜F7になると販売価格もやすくなり、20〜30万円ほどで購入することができます。F5以下になると大きさも家猫と同じぐらいになるので、一般家庭でも飼育がしやすくなります。
サバンナキャットの飼育費用について
サーバルキャット日本ではペットとして飼育することができないので、サバンナキャットの飼育方法について紹介します。
サバンナキャットもF2の場合は自治体によっては飼育するために許可をとる必要があります。F2のサバンナキャットを飼育したい場合は都道府県の動物愛護管理行政の担当の方に確認しておきましょう。
F2のサバンナキャットを飼育する場合は都道府県によって飼育許可が必要ですが、F3以降になると許可がなくても飼育することができます。
原種に近い方が体も大きく、飼育も大変です。
F2のサーバルキャットを飼育する場合は檻が必要になります。体が大きいので餌を食べる量も多く、運動量も多いので、飼育は大変です。
餌はキャットフードとお肉を混ぜて与える必要があり、体も大きく良く食べるので、家猫に比べて餌台は高くなります。
交配が進み、サーバルキャットの血が薄くなると体も小さく、飼育の許可もいらなくなるので、最初は交配の進んだサバンナキャットを飼育するのがいいと思います。
F5以降のサバンナキャットではあれば他のイエネコと同様に飼育することができます。
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