アルパカはペットにできる?アルパカの飼育方法や販売価格、餌について紹介!!
アルパカはCMにも起用されて、一躍人気になった動物です。近年人気からか様々な動物園で見ることができます。アルパカは実はペットとして飼育することができます。今回の記事ではアルパカの生態や飼育方法について紹介します。
アルパカはふわふわした毛に覆われていて、とても可愛らしい動物です。顔つきも愛嬌があり、見た目も可愛らしいので飼ってみたい人も多いと思います。
室内で飼育するのは難しいですが、庭があって飼育小屋を用意することができる場合はペットとして飼育することができます。
今回の記事ではアルパカの生態や飼育方法について紹介するので、アルパカを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。
アルパカについて
アルパカは毛がふわふわしているので、羊の仲間のように思われるかもしれませんが、実はラクダの仲間です。
元々アルパカは家畜として主にアンデス山脈で多く飼育されていました。アンデス山脈の標高の高いところでアルパカは放牧されています。
アルパカは標高の高い場所に生息していて、とても寒い環境に生息しているので、毛は非常に細かく柔らかくなっていて、とても保温性が高いです。
非常に質の良い毛をしているので、マフラーや絨毯など様々なものに加工されていて、アルパカの毛は世界中で愛用されています。
家畜としては様々な場所で飼育されていますが、実は野生のアルパカはいません。
近年では日本でも多く飼育されるようになりました。アルパカの原種は実はよくわかっていなく、現在では絶滅したラクダ科の動物が原種だと言われていたり、ラクダ科の動物を家畜化した結果今の形になったと言われています。
アルパカの食性について
アルパカは完全な草食性です。
アンデス山脈などで放牧されているアルパカは草や岩についた苔などを食べています。日本の牧場などで飼育されているアルパカは牧草やペレットを与えて飼育されていることが多いです。
アルパカは体も大きく餌を食べる量も多いです。1日に2キロほど餌を食べるので、飼育する際はしっかりと餌を準備できるか考えてからお迎えするようにしましょう。
アルパカの威嚇方法
アルパカはツノが生えていたり、走るのが早かったりするわけではなく、敵と戦う武器を持っていません。
そんなアルパカが唯一行う威嚇方法がツバを吐くことです。胃の中で発酵した食べ物と唾液を混ぜて非常に臭い液体を作りそれを相手に無待って吐き出します。
とても臭いので、動物園などでアルパカに触れるときはツバを吐かれないように気をつけてください。
アルパカの販売価格について
アルパカは1頭あたり250万円ほどで販売されていることが多いです。
血統書や毛色によって販売価格が変わってくるので、どうしてもアルパカを飼育したい場合は販売している牧場などに見に行ってみるのが良いと思います。
また、アルパカは臆病な性格をしていて、ストレスを溜めやすいので飼育する場合は複数頭飼育するのが良いと多います。
なので、アルパカをお迎えする場合はとてもお金がかかってしまいます。アルパカを購入する場合は牧場などから直接購入することになると思います。
アルパカはペットとして一般的でなく、ほとんどの動物病院では診察してもらうことができないので、購入するときに獣医さんを紹介してもらうのが良いと思います。
アルパカの飼育方法
屋内でも飼育することができますが、最低でも1頭に対して2畳程のスペースが必要です。
壁などを壊してしまうこともあるので、しっかりと広さがあって丈夫な小屋を用意して屋外で飼育する必要があります。
多頭飼育する場合はそれだけ広いスペースが必要になります。また、狭い場所で飼育していると運動不足になるだけでなく、爪があまり削れないので、自分で爪を削ってあげる必要があります。
また、アルパカは寒さにはとても強いデズが暑さには弱いです。なので、夏場気温が高すぎるときはエアコンの効いた室内に入れたり、水浴びができるようにしたりなど、暑さ対策を怠らないようにしましょう。
アルパカの餌について
アルパカは1日に1キログラムほどの干し草を食べます。干し草はペットショップなどで販売しているテモシーを与えるのが良いと思います。
牧草の他には草食動物用のペレットも食べることができます。牧草やペレットは業務用のものも販売されているので、アルパカは餌を食べる量も多いので、業務用のものを選ぶのが良いと思います。
アルパカを購入するときは牧場などから購入することになると思います。その時にどんな餌を与えているかを聞いて、今までと同じ餌を与えるようにするのが良いと思います。
アルパカなどの草食性の動物はミネラルが不足してしまうことがあるので、餌の他に鉱塩を用意して塩分とミネラルが不足しないようにしましょう。
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