ヤギを飼いたい人へ!!ヤギの飼育方法や特徴、餌、ヤギの種類について紹介!!
ヤギは犬に続いて家畜としての歴史が長く、人と関わりの深い動物です。動物園でも人気があり、触れ合いコーナーで触ったことがある人も多いと思います。ペットとして飼育することができるので、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事では、ヤギの特徴や飼育方法について紹介します。
ヤギはペットとして飼育することができます。ホームセンターで販売していることもあり、飼ってみようかなって思ったことがある人も多いんじゃないでしょうか?
家畜としての歴史も長く、飼育もそれほど難しくないので、飼育スペースがあれば実は飼いやすい動物です。
今回の記事ではヤギの特徴や飼育方法について紹介するので、ヤギを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。
ヤギについて
ヤギは家畜としての歴史が長く、新石器時代には家畜として飼育されていたそうです。
どんなものでも食べることができ、厳しい環境でも飼育することができるので、昔から遊牧民の間で貴重な家畜として飼育されていました。
ヤギからはミルクを取ることができるので、チーズやバターなどの乳製品を作ることもできます。毛はカシミヤの原料にもなっていて、非常に柔らかい毛をしているので、様々なものに加工されています。
もしヤギを飼育するなら、自分でミルクなどをとってみるのも楽しいと思います。ヤギは固い植物でも食べることができるので、最近では除草目的で飼育されることが多いです。
ヤギの寿命について
ヤギの寿命は12〜14年ほどです。品種によって多少違いはありますが、比較的長生きな動物なので、飼育する際は最後まで飼いきれるか考えてからお迎えするようにしましょう。
ペットに人気のヤギの種類
一言にヤギといってもペットとして様々な種類のヤギが販売されています。
簡単にペットに人気のヤギの種類を紹介します。
日本ザーネン
日本で家畜として飼育されているほとんどのヤギが日本ザーネンです。
日本の風土に合うように交配された種類なのでとても飼いやすい種類です。ただ、他のヤギに比べて体が大きいので、飼育する際は大きめのスペースが必要になります。
販売価格は牧場経由で高級すれば8万円ほどです。乳用として飼育されることが多いヤギなので、ヤギからミルクをとってみたい人にはいいかもしれません。
ミニヤギ
体重が40kg未満のものをミニヤギと呼びます。
ペットとして飼育されているヤギはミニヤギが多いです。小さいヤギがミニヤギといって販売されていますが、日本ネーザンの血が入っていると大きくなってしまうことがあります。
ミニという名前がついていますが、犬だと大型犬ほどの大きさになるので飼育する際は注意してください。
シバヤギ
長崎県で古くから家畜として飼育されている種類です。
ネーザン種と交配されて雑種化してしまったので、純血のシバヤギはほとんどいなくなりました。
小さい種類で、体重は20〜25kgほどです。病気に強く、食べ物が少ない環境でも生きていくことができます。
ヤギの餌について
ヤギは草食の動物です。
草食ですが様々なものを食べることができます。羊は牧草しか食べませんが、ヤギは葉っぱや穀物、どんぐりなど様々なものを食べることができます。
ヤギは紙を食べることでも知られていますが、紙の種類によっては消化することができずに腸閉塞になってしまうことがあるので、食べさせないようにしてください。
様々なものを食べることができますが、ツツジやアジサイなどヤギに有害な植物もあるので、雑草を与える際は注意してください。
生の草をたくさん食べると水分が多くお腹を壊してしまうことがあるので、雑草を与える際は乾燥した草も与えるようにしてください。
飼育する際は牧草をメインに与えて、さつまいもやトウモロコシなどの穀物をたまにおやつとして与えるのがいいと思います。
ヤギは乾燥した地域でも生息することができ、数日ほどであれば水を飲まなくても生きていくことができます。ただ、飼育する際は毎日水が飲めるようにバケツなどに水を入れて毎日交換するようにしましょう。
ヤギの飼育に必要なもの
ヤギを飼育する場合はなるべく広い環境で飼育してあげるようにしましょう。飼育環境はなるべく広く、幅と奥行きが3マートル以上あるのが理想です。
簡単にヤギを飼育するために必要なものを紹介します。
ヤギ小屋
ヤギを飼育する場合は小屋は欠かせません。
ヤギのサイズがそこまで大きくなければ、大型犬用の小屋を代用することができます。ヤギのサイズが大きい場合は自分で小屋を作ってあげる必要があります。
ヤギは湿度を嫌うので、なるべく風通しのいい場所に小屋を設置して、小屋の中にはワラを敷いておきましょう。
柵
ヤギはジャンプ力も高いので、柵は1.5メートル以上の高めのものを用意してください。ヤギは高いところに登るのが好きなので、小屋の上に登って脱走してしまうことがあります。
なので、登れるところがある場合は、その分柵を高くしておきましょう。
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