スローロリスの特徴や飼育方法について紹介!!
スローロリスはエキゾチックアニマルの中でも人気の高い動物で、テレビやSNSなどでも多く取り上げられています。大きなつぶらな目をしていて、可愛らしい顔をしているので、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事では、スローロリスの特徴や飼育方法について紹介します。
スローロリスはナマケモノのようにゆっくり動くことで知られている動物です。テレビやSNSでゆっくりご飯を食べている姿を見たことがある人も多いと思います。
ご飯を食べる姿もとても可愛らしく、見た目も可愛らしいので、飼って見たい人も多いと思います。
今回の記事では、スローロリスの特徴や飼育方法について紹介するので、スローロリスを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
スローロリスについて
スローロリスはインドやバングラデシュ、フィリピン、インドネシアなどに広く生息している動物です。
ペットとして人気のある動物でしが、実は減算絶滅危惧種に指定されていて、希少な種類の動物になっています。
霊長類ロリス科スローロリス属に分類されている動物です。ロリスとは道化師やおどけた物という意味があり、動きがとても遅いので、スローという名前がついています。
樹上性の動物で、生活のほとんどを木の上で過ごしています。獲物を捕食するときはとてもゆっくり動きます。
昆虫や鳥などは早く動くものには敏感に反応しますが、ゆっくり動くものは気付きづらく、捕食される昆虫や小鳥はほとんど気づかないと言われています。
体長は20〜30cmほどで、体重は500〜600gの小型の動物です。尻尾はすごく小さくて体毛に埋もれてしまっているので、尻尾はほとんど見ることができません。
夜行性の動物で、昼間は木の洞の中などに隠れて眠っています。日が沈むと活動を始めて、ゆっくりした動きで餌を探します。
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スローロリスには毒がある
あまり知られていないかもしれませんが、スローロリスは哺乳類の中では珍しく毒を持っています。
スローロリスは上腕腺というところから毒の元となる分泌液を出します。これを岳機と混ぜることによって毒を作り出します。
毛づくろいをすることによって、この毒を全身に塗り広げることで天敵から身を守っています。
スローロリスの毒は猫アレルギーに違い成分があると言われているので、猫アレルギーがある人はアナフィラキシーショックを起こすことがあるので、飼育する際は注意が必要です。
スローロリスはストレスに弱い
スローロリスは臆病な生き物なので、ストレスに弱く、環境の変化に弱いです。
なので、お迎えをしたときは、構ったりせずに飼育環境に慣れさせる必要があります。
掃除をするときなど、ストレスを感じてしまうので、頻繁にケージ内を掃除したりしないようにして、飼い主に慣れるまでは無理に触ったりしないようにしましょう。
スローロリスの飼育に必要なもの
飼育ケージ
スローロリスは樹上棲の動物なので、飼育する際は高さのある飼育ケージが必要です。
飼育ケージは猫用の高さのあるケージを代用することができます。
スローロリスは指先がとても器用なので、ケージをあげて脱走してしまうことがあります。なので、ケージには鍵をかけておくようにしましょう。
止まり木
樹上棲なので、止まり木を設置してあげると上下に移動することができて喜びます。
隠れ家
夜行性の動物なので、昼間隠れられるように隠れ家を用意してあげるようにしましょう。
保温器具
スローロリスは寒さに弱いので保温器具を用意しておくようにしましょう。
スローロリスの適温は27度前後になります。寒すぎると餌を食べる量も減って弱ってしまうので、常に27度を下回らないようにしましょう。
スローロリスの餌について
スローロリスは果物や昆虫の他に樹液や花の蜜なども食べます。
雑食性の動物なので、様々なものを食べることができます。モンキーフードやドックフードを水に浸して柔らかくなったものを与えるのがいいと思います。
モンキーフードなどをメインに与えて、たまにおやつとしてリンゴやバナナなどの果物を与えるのがいいと思います。
コオロギやミルワームなどの昆虫を与えると喜びますが、モンキーフードにもタンパク質が含まれているので、昆虫が苦手なら無理に与える必要はありません。
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