チンチラの飼育は難しい?チンチラの飼育方法や特徴、注意点を紹介!!
チンチラはふさふさの毛が美しく、近年人気にペットです。人気も高いので、ペットショップで見かけることも多くなってきました。とても可愛らしい動物なので、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事では、そんなチンチラの特徴や飼育方法について紹介します。
チンチラは見た目が可愛らしいので、女性に人気のペットです。もふもふしていて、ふさふさの毛が特徴的で、最近ではテレビやSNSなどでも紹介されることが増えています。
見た目が可愛いので、飼ってみたい人も多いと思いますが、珍しいペットなので、飼い方などわからないことも多いと思います。
今回の記事では、チンチラの特徴や飼育方法について紹介するので、チンチラを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
チンチラの特徴
チンチラはペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチンなどに生息している動物です。
アンデス山脈の岩場に生息していて、苔や草などを食べる草食性の動物です。げっ歯類なのでネズミの仲間で、ネズミと同様に歯は一生伸びつずけます。
体長は他のネズミに比べて少し大きくて、しっぽまで含めれば40cmほどまで成長します。
性格は臆病ですが集団で生活している動物なので、人にも慣れやすく頭もいいので、飼い主の顔を覚えることができます。
性格は臆病なので、少しずつスキンシップを増やして慣れさせることで仲良くなることができます。
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チンチラの寿命について
野生のチンチラの寿命はおよそ6年ほどだと言われています。
野生下だと天敵も多いので寿命が短いですが、飼育下であれば15年ほど生きると言われています。長生きな個体だと20年ほど生きることがあるので、飼育する際はしっかりと最後まで飼いきれるかよく考えてからお迎えするようにしましょう。
チンチラの値段について
ペットとして一般的な、灰色のスタンダードグレーだと販売価格は2〜3万円ほどになります。チンチラは品種改良された個体も多く、高価な種類だと5万円以上で販売されています。
毛色によって値段が大きく変わります。種類も多いので、様々な個体を見て気に入った個体をお迎えするのがいいと思います。
チンチラを飼育するときの注意点
チンチラの飼育方法を紹介する前に、まずは飼育する際の注意点を紹介します。
遊ぶスペースを確保する
チンチラはハムスターなどのようにずっとケージの中で飼育することはできません。
チンチラを飼育する場合は1日に1〜2時間ほどケージから出して遊ばせてあげる必要があります。ケージから出して部屋に放して遊ばせると壁をかじってしまったり、家具をかじってしまうことがあります。
なので、ペット不可の物件だとトラブルになることもあるので、飼育する場合は注意してください。コードなどをかじってしまうことがり、部屋に放すと危ないこともあるので、大型犬用のケージなどで囲いを作って、その中で遊ばせるのがいいと思います。
温度と湿度に注意
チンチラはとてもデリケートな動物で、温度が高すぎたり低すぎたりすると体調を崩してしまいます。
チンチラの適温は20度前後、湿度は40%以下が理想です。夏場など気温が高い時はエアコンを使って室温を20度前後にする必要があります。
また、湿度が高すぎるのも良くないので、梅雨の時期などはエアコンを使ったり除湿機を使って湿度を下げるようにしましょう。
チンチラを飼育する場合は梅雨や夏は1日中エアコンをつけっぱなしにしなければいけないので、電気代が気になる場合は違うペットを飼育するのがいいと思います。
生活リズムはチンチラに合わせる
チンチラは夜行性の動物です。なので、夜なのに電気がついていたり、昼なのにカーテンがしまっていて暗くなっているとチンチラの生活リズムが崩れてしまいます。
また、チンチラは音にも敏感で、うるさい場所だとゆっくり眠ることができずにストレスになってしまうので、チンチラのケージはなるべく静かな場所に設置しましょう。
また、チンチラを飼育する場合、ケージの中には回し車を設置する必要があります。チンチラは体も大きいので、回し車を回す音は結構うるさいです。
寝る部屋にケージを置いていると音がして寝れないこともあるので、ケージは寝室から離れた場所に設置するのがいいと思います。
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チンチラの飼育に必要なもの
それではチンチラの飼育に必要なものを紹介します。
ケージ
チンチラは体長が40cmほどまで成長するので、ケージは大きめのもので、ちゃんと動き回れるものを用意しましょう。
また、チンチラはジャンプ力が強いので、横長のケージだと運動不足になってしまいます。なので、チンチラ用のケージは大きくて高さのあるものを選ぶようにしましょう。
飼育ケージの大きさは幅は60cm、奥行き50cm、高さ70cm以上のものを選ぶようにしましょう。
床材
金網の床材だと脚を挟んでしまい怪我をしてしまうことがあるので、スノコなどの床材を用意しましょう。
砂場
チンチラは砂の上で転がって毛を綺麗にします。
体毛をふわふわにしておくには砂浴びが欠かせないので、砂場を作ってあげてください。砂場の砂は汚れてしまうので、なるべくこまめに交換しておきましょう。砂はチンチラ用のものが販売しているのでそれがオススメです。
砂場はケージ内に設置してもいいですが、いつでも砂浴びができるようにしていると、砂が舞ってしまい掃除が大変になってしまいます。
なので、お部屋の中を散歩させるときに10分ほど時間を作って砂浴びをさせてあげるのがいいと思います。
回し車
運動不足やストレスを解消するために回し車が必要です。ハムスター用のものでは小さいので、チンチラが入れるぐらいの大きなものを用意しましょう。
巣箱
チンチラは狭くて暗い場所が好きなので、巣箱を用意して落ち着ける場所を作ってあげてください。
巣箱は中で動けるぐらいの大きさのものを用意しておきましょう。
ステップ
ケージに取り付ける足場です。
チンチラは上下に飛び回って立体的に移動するので、ステップがあった方が遊ぶことができてストレスを解消することができます。
高いところまでステップをつけると落ちて怪我をしてしまうことがあるので、注意してください。
ヒーター
冬場にはヒーターが必要になります。
チンチラは寒さに強い動物ですが、室温が15度を下がってしまうと体調を崩してしまったり、肺炎などの病気になってしまうことがあります。
なので、小動物用のヒーターを用意して、室温が下がりすぎないようにしましょう。
齧り木
チンチラは他のげっ歯類と同様に歯が一生伸びるので、硬いものを噛んで歯を削る必要があります。
チンチラなどのげっ歯類用の齧り木が販売されているので、そういったものを与えは方が安全です。
プラスチックのものや市販じゃないものは誤って食べてしまったり、木が裂けて口を切ってしまうこともあるので注意してください。
チンチラの餌について
チンチラを飼育する場合はチンチラ用のペレットと牧草をバランス良く与えるのがいいと思います。
牧草をケージに敷くとフンがついてしまい、フンを一緒に食べてしまうことがあるので、牧草は餌として与えるようにしてください。
チンチラは粗食なので、他におやつなどは与える必要はありません。おやつを与えすぎると肥満になってしまいます。肥満は様々な病気の原因になるので、おやつの上げすぎには注意してください。
日頃のお世話について
チンチラを飼育する場合は毎日2回餌を与えて、墨象はいつでも食べれるようにしておきましょう。ペレットの与えすぎも肥満の原因になるので、ペレットの量は適切な量を与えるようにしましょう。
餌の他には毎日水を取り替えて新鮮な水が飲めるようにしましょう。飲み水は水道水をそのまま与えて問題ありません。チンチラはフンの量が多いので、毎日フンの掃除をしましょう。ケージ内に落ちている牧草と一緒にフンを捨ててください。
フンやおしっこがついた牧草を食べると体調を崩してしまうことがあるので注意してください。
ケージ内を掃除していても、おしっこなどでケージ内はどんどん汚れてくるので、月に1回ほどはケージ内を丸洗いするようにしましょう。
チンチラを飼育するときの温度について
チンチラの適温は20度前後と言われています。
チンチラを飼育する場合は18〜25度の間で安定するようにしましょう。25度を越えると熱中症になってしまうことがあるので、夏場が25度を超えないようにして、気温が高い日はエアコンを使って室温を下げるようにしましょう。
また、15度を下回ると肺炎になってしまうことがあるので、小動物用のヒーターを用意して室温が下がりすぎないようにしてください。
また、チンチラは湿気にも弱いので、夏場は湿度が高くなりすぎないように注意してください。湿度は40度以下が理想だと言われています。なので、夏場や梅雨の時期はエアコンなどを使用して除湿をするようにしましょう。
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