セキセイインコの餌は何が良い？セキセイインコの餌の種類や量・おやつについて紹介！！
セキセイインコは見た目がとてもカラフルで可愛らしいのでペットとしてとても人気があります。飼育も簡単で飼い主にも慣れやすいので飼ってみたい人も多いと思いますが、どんな餌を与えればいいかなどわからないことも多いと思います。今回の記事ではセキセイインコの餌について紹介します。
セキセイインコを飼育する場合、どんな餌を与えればいいのわからないことも多いと思います。セキセイインコは小鳥の中でも飼育しやすく人気も高いので、セキセイインコを飼育する人の中には小鳥を飼育するのが初めてという人もいるんじゃないでしょうか。
セキセイインコの餌にはペレットとシードの2種類があります。初めてセキセイインコを飼育する場合は何が違うのかわからないことも多いと思います。
今回の記事ではセキセイインコの餌について紹介するので、セキセイインコを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
セキセイインコを飼いたい人へ！セキセイインコの飼育方法や特徴を紹介！！
セキセイインコの食性について
セキセイインコは種子を主食にする穀食性と言われる食性をしています。
セキセイインコの他にも小型〜中型のインコは穀食性になります。穀食性の動物は植物の種子やアワ、ヒエ、お米などを食べています。
野生のセキセイインコは何を食べる？
セキセイインコはオーストラリアに生息しているインコで乾燥地帯に生息しています。
野生のセキセイインコは木の実や穀物の他に、虫や果物を食べることもあります。オーストラリアが原産のインコですが、飼育されていたセキセイインコが逃げ出したり、スレられたことで日本の一部では野生化して繁殖しています。
セキセイインコの餌について
セキセイインコを飼育する場合はペレットと呼ばれる人工飼料で飼育するかヒエやアワ、キビなどの穀物の種子を混ぜ合わせたシードと呼ばれる餌を与えて飼育されます。
ペレットかシードを主食として与えて、副食として果物や野菜を与えて飼育します。ペレットとシードにはそれぞれ特徴があるので、セキセイインコを飼育する場合はどちらかを選んで与えるようにしましょう。
シードについて
シードはヒエやアワ、キビなどの種子を混ぜ合わせたもので、セキセイインコなどの小鳥は何万年も前から食べてきたもので、本能的に食べ方を知っています。
親に教えてもらわなくても種子の皮を剥いて中身を食べることができます。様々な種子が混ぜ合わされているので味のバリエーションが広く飽きずらい餌です。
ただ、シードだけでは全ての栄養素を補うことができないので、シードを主食として与える場合は副食を与えて、足りない栄養を補う必要があります。
シードだけで飼育してしまうと発育不全になってしまい、クチバシの形が変形してしまうことがあります。
また、シードには脂肪分が豊富な種子があります。ひまわりの種や松の実など脂肪分の多い種子を与えていると脂肪過多になってしまい、様々な病気の原因になってしまいます。
なので、シードはちゃんと小型のインコ用のものを選ぶようにしましょう。
シードには皮付きと皮なしのものがあります。皮付きの方が自然に近く栄養価も高いので健康面を考えれば皮付きがオススメです。ただ、クチバシで皮を剥がすので、皮付きのシードを与えているとケージの周りが汚れたり、残った皮に虫が湧いてしまうことがあるので餌は毎日交換するようにしましょう。
ペレットについて
ペレットはセキセイインコを飼育するために必要は栄養素が全て入っている人工飼料です。シードだけでは不足してしまうビタミンやミネラルも豊富に含まれているのでペレットだけで飼育することができます。
シードに比べて味のバリエーションがないので、飽きてしまい全く食べなくなってしまうことがあります。個体によっては食べないことがあるので、ペレットを食べない場合はシードで飼育する必要があります。
ペレットは様々な種類が販売されています。種類によって食べたり食べなかったりするので、ペレットで飼育する場合はいくつか用意して与えて見るのがいいと思います。
ペットショップでは小分けになったペレットがセットになって販売されていることがあります。そういったものを用意して、何を好んで食べるか試して見るとセキセイインコの好みを知ることができます。
副食について
シードだけで飼育しているとビタミンが不足してしまうので、副食として野菜などを与える必要があります。
ペレットで飼育する場合でもおやつとして野菜を与えると喜んで食べてくれるので、副食として与えるのがいいと思います。与える野菜は小松菜がオススメです。
小松菜はビタミンも豊富でミネラルも含まれているので、栄養バランスが良く、インコの餌としてよく与えられています。他には豆苗や青梗菜などもインコを飼育する際によく与えられています。
人参やカボチャを食べることもできますが、カロリーが高いので与えすぎには注意してください。
与えてはいけない野菜について
セキセイインコを飼育する場合は与えてはいけない野菜もあります。キャベツ、芽キャベツ、ほうれん草、アボカド、ネギ類にはセキセイインコにとって毒になってしまう成分が含まれているので与えないようにしましょう。
また、水分の多い野菜を与えると下痢になってしまうことがあるので注意してください。
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餌の量について
餌の量は体重の１０％を目安に与えてください。
定期的にセキセイインコの体重を測って、餌の適量を確認しておきましょう。もしインコが肥満気味であれば餌の量は変えずにヒエやアワなどのカロリーの低い餌を与えて、やせ気味の個体や換羽期で栄養価が必要な場合はオーツ麦などのカロリーの高い餌を与えるようにしましょう。
オーツ麦などのカロリーの高い餌を毎日与えていると肥満になってしまうので、与える際は注意してください。
ペレットを与える場合も体重の１０％を目安に与えるようにしましょう。
ペレットはシードに比べると嗜好性が低いので、ペレットだけを食べるインコは少ないです。セキセイインコにペレットを与える場合はシードと混ぜて与えてください。
ペレットは栄養価が高いので、ペレットとシードを混ぜて与えることで餌の栄養バランスが良くなります。
サプリメントについて
シードだけだとビタミンやミネラルが不足しています。
不足している栄養を補うためにサプリメントも餌と一緒に与えてください。インコ用のサプリメントはビタミン剤の他にも乳酸菌などが含まれたものなど、様々なものが販売されています。
サプリメントの他にはボレー粉というものがあります。
ボレー粉は蠣殻を細かく砕いたもので、カルシウムやカリウム、ヨードなどのミネラルが含まれています。カルシウムは卵の殻を作るために必要な栄養素なので産卵を控えているメスには特に与えるようにしましょう。
ボレー粉を購入する際は洗浄済みか確認してください。洗浄済みでない場合は自分で洗ってから与える必要があります。洗った後に天日干しをして乾燥させなければいけないので、特にこだわりがない場合は洗浄済みのものを選ぶようにしましょう。