リスザルの飼育は難しい?リスザルの特徴や飼育方法について紹介!!
リスザルはエキゾチックアニマルの中でも特に人気の高いペットです。動物園の触れ合いコーナーにいることも多く、触ったことがある人も多いと思います。今回の記事ではリスザルの特徴や飼育方法について紹介します。
リスザルは一般的なペットではないので、犬や猫のように飼育することはできませんが、エキゾチックアニマルの中でも飼育がしやすい種類です。
性格も温厚で人にも慣れやすいので、スキンシップを楽しむことができ、飼っていても楽しい動物です。
今回の記事では、リスザルの特徴と飼育方法について紹介するので、リスザルを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
リスザルについて
リスザルは正式にはコモンリスザルといい、南アメリカに広く生息しているリスザル科の動物です。
体は小さく大人になっても35cm程度までしか成長しません。尻尾は体長よりも長く、35〜45cm程度ほどあります。
他のリスザルに比べて個体数も多くペットとしても人気の高い種類です。
コモンリスザルは縄張りを作ることはなく、30匹ほどの群れを作って、移動をしながら生活をしています。
性格のおとなしい動物なので、群れ同士が同じ餌場で出会っても喧嘩することなく餌を食べます。
リスザルの飼育はむずかしい?
リスザルは環境への適応力も高く、ストレスも感じづらいので、エキゾチックアニマルの中は飼育しやすい種類です。
性格もおとなしく、社会性も持っているので、飼い主を仲間だと思ってもらえれば、一緒に遊んだりすることもできます。
リスザルは群れを作って生活をする動物なので、1人になるとストレスになってしまいます。なので、家を開けがちな方だとストレスが溜まってしまうので注意してください。
リスザルは飼育がしやすい動物ですが、トイレのしつけができません。リスザルは移動しながら生活しているので、決まった場所で排泄する習慣がなく、好きなときに好きな場所でトイレをします。
なので、ケージから出して遊んでいると好きなときにトイレをしてしまいます。紙おむつをすることもできますが、個体によっては嫌がって履いてくれないことがあります。
また、リスザルには噛み付く習性があります。
しつけでやめされることができないので、飼育する際はあらかじめ理解しておく必要があります。
甘噛みだけでなく、急に噛みつかれることもあるので、注意が必要です。リスザルの犬歯はとても鋭いので、噛まれると大怪我をしてしまいます。
噛まれると感染症になってしまうこともあります。
なので、リスザルをお迎えする場合は最初に動物病院で感染症の検査をするようにしましょう。
リスザルの販売価格について
リスザルはショップにもよりますが、30〜60万円ほどで販売されていることが多いです。
現在輸入が禁止になっているので、国内で繁殖した個体しか流通していません。
ブリーダーも少ないので、リスザルの流通量は少ないです。人気も高く、流通量も多くないので、販売価格は高くなっています。
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リスザルの寿命について
寿命は長く野生の個体でも15年ほどだと言われています。
天敵に襲われてしまい、寿命を全うすることができないこともありますが、リスザルは頭がよく危険があると仲間同士て警戒音を出してお互いにコミュニケーションをとります。
お互いに危険を教えあうことで捕食されることが少なく、寿命を全うすることができる個体が多いと言われています。
飼育かではさらに長く20〜30年ほどと言われています。長生きさせるには動物病院で定期検診をしてもらったり、なるべくストレスのない環境で飼育してあげる必要があります。
リスザルの飼育に必要なもの
飼育ケージ
リスザルは運動量が多いので、飼育する際はなるべく大きな飼育ケージで飼育するようにしましょう。
ケージはオウム用の大きなケージを代用することができます。上下に大きく行動するので、ケージの大きさは1〜1.5メートルほどの大きさのものを選びましょう。
紫外線ライト
リスザルは熱帯地域に生息していて、紫外線の多い環境で暮らしています。
屋外で飼育することができれば紫外線ライトは必要ありませんが、屋外では危険も多いので、室内で飼育するのが基本になっています。
室内で飼育していると日照不足になってしまうので、紫外線ライトが必要になります。
日照不足になるとビタミンDを作り出すことができなくなってしまい、くる病になってしまうことがあるので、紫外線ライトを設置するようにしましょう。
餌入れ・水入れ
リスザル用の餌入れや水入れが販売されています。
リスザルは手先も器用なので、いたずらをして壊してしまうことがあります。なので、他のものを代用するより、リスザル用のものを使用するのがいいと思います。
ビニールシート
なくてもいいですが、あったほうが掃除が楽になります。
リスザルはトイレの場所を覚えることができないので、ケージの周りが汚れてしまいます。
なので、ケージを設置するときに、ケージの下にはビニールシートを敷いておくと掃除がしやすくなります。
リスザルの餌について
リスザルは雑食性の動物ですが、果物や野菜を中心に食べていて、たまに昆虫や爬虫類、小鳥などを捕食しています。
現在はモンキーフードが販売されていて、栄養バランスもいいので、飼育する際はメインとしてモンキーフードを与えて、たまにおやすとしてリンゴやバナナなどの果物を与えてるのがいいと思います。
コオロギやミルワームを与えると喜んで食べますが、モンキーフードにもたんんぱく質は含まれているので、昆虫が苦手なら無理に与える必要はありません。
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