ピグミージェルボアの飼育について!飼育方法や販売価格を紹介!!

2023年1月8日

ピグミージェルボア

ピグミージェルボアはとても小さいネズミで、ペットとしても珍しい動物です。見た目がとても可愛らしいので、飼ってみたい人も多いと思います。今回の記事ではピグミージェルボアの特徴や飼育方法を紹介します。

ピグミージェルボアという名前を聞いてもよくわからない人も多いと思います。

とても可愛らしい動物なので、たまにテレビなどでも取り上げられることもあります。体長が3〜5cmほどととても小さい動物でペットとして飼育することができる珍しい動物です。

今回の記事ではピグミージェルボアの特徴や飼育方法について紹介するので、ピグミージェルボアを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

ピグミージェルボアについて

ピグミージェルボア

ピグミージェルボアは世界で最小の哺乳類と言われている動物です。

ネズミ目トビネズミ科に分類されている動物で、パキスタンやアフガニスタンなどの砂漠地帯に生息しています。

体長はとても小さくて、オスで3.6〜4.7cmほど、メスで3〜4.7cmほどになります。大きさは500円硬化ぐらいで、ネズミの中でも最小に種類になります。

また、大きな足がついているのも特徴です。丸くて小さい顔に長い足が生えているとても不思議な見た目をしています。小さい前足と長い後ろ足が特徴的で、後ろ足だけを使ってカンガルーの様にぴょんぴょんと跳ねながら移動します。

ピグミージェルボア長い尻尾を持っていて、この尻尾はラクダのコブのように水分や脂肪を蓄えることができます。砂漠地帯などに生息している動物なので、過酷な状況でも生きていくことができるように、このような体に進化しました。

とても小さくて可愛らしい動物なので、ペットとして飼育したい方も多いと思います。とても可愛らし動物ですが、ペットとして飼育されることが少なく、飼育方法が確立していません。飼育に関する情報が少ないので、ほかの動物に比べて飼育の難しい種類です。

ピグミージェルボアを購入するには

ピグミージェルボアは日本では2000年ごろからペットとして販売されるようになりました。

ただ、2005年から輸入規制の対象になってしまったため、現在流通量はとても少なくなっています。

現在は輸入が規制されていて、海外で繁殖された個体が輸入されるか、国内繁殖個体しか購入することができません。

規制の前であれば2万円ほどで購入することができましたが、輸入が規制されて、販売価格は高騰しています。

流通量がとても少ないので、ピグミージェルボアを購入したい場合はエキゾチックアニマルを販売しているお店で入荷したら教えてもらうのがいいと思います。

ピグミージェルボアの寿命について

ピグミージェルボアの寿命は平均で2〜3年ほどです。

ハムスターなどの他の小動物と同じく寿命は短めです。ピグミージェルボアは砂漠地帯の乾燥した地域に生息しています。日本の梅雨時期などは湿度が高くなってしまうので、飼育する場合は飼育環境が蒸れない様に注意が必要です。

また、餌を与えすぎると肥満になってしまいます。肥満は様々な病気の原因になるので、餌の与えすぎやカロリーの高い餌は控える様にしましょう。

ピグミージェルボアの飼育に必要な設備について

 

ピグミージェルボアを飼育する場合は飼育ケージや巣箱などが必要になります。簡単にピグミージェルボアを飼育する際に必要な設備について紹介します。

飼育ケージについて

飼育する際は飼育ケージが必要です。飼育ケージはハムスター用のケージを代用するのがいいと思います。

ただ、網目が大きいと脱走されてしまったり、足を挟んだりするので、注意してください。アクリル製やプラスチック製のハムスター用の飼育ケージを使用するのがいいと思います。

床材について

砂漠に生息しているネズミなので、ピグミージェルボアを飼育する際は床材は砂系のものを使用する様にしましょう

砂を掘って遊んだりするので、底砂は深くなり過ぎない程度に敷いておくと掘って遊びます。

保温器具

夜は寒くは昼は暑い環境に生息しているので、昼と夜で温度差をつけるようにしましょう。

バスキングライトを設置してホットスポットを作ってあげてください。パネルヒーターなどを使用して空間全体を温めながら、バスキングライトを使用して部分的に暖かい場所を作る様にしましょう。

温度湿度計

砂漠地帯の温度変化の激しい場所に生息しているので、日中は25度前後、夜間は20度前後になる様に調整してください。

湿度が高いのは苦手なので、梅雨の時期などは除湿機やエアコンを使用して湿度が高くならないようにしましょう。

夏場や梅雨の時期に風通しの悪いケージを使って飼育していると湿度が高くなりすぎてしまうので、注意しましょう。

ピグミージェルボアの餌について

ピグミージェルボアは雑食性の動物で、野生下では木の実や草、小さい昆虫などを食べています。

飼育する際は小鳥用のフードを与えて飼育されることが多いようです。

小鳥用のフードをメインに与えて、小松菜などの野菜やコオロギなどの昆虫をたまにおやつとして与えるようにしましょう。

砂漠に生息している動物なので、水分はあまり摂取しなくて大丈夫です。野菜など水分が豊富な餌を食べている場合は飲み水を設置する必要もありません。

タンパク質が不足すると自分の尻尾を食べてしまうことがある様なので、小鳥用のフードの他に昆虫などの動物性タンパク質が含まれる餌もちゃんと与える様にしましょう。

ピグミージェルボアを飼育する際の注意点について

警戒心が薄く、攻撃性も弱い動物ですが、人に触れてるとストレスを感じてしまうので、スキンシップは極力取らない様にしましょう。

小さい動物なので、人間の様な巨大な生き物に触られているとストレスを受けて、体力を消耗してしまいます。とても可愛らしい動物ですが、触ったり撫でたりせず、観察して癒される様にするのがいいでしょう。

また、ハムスター同様に単独で生活していると考えられていて、多頭飼育では共食いしてしまうことがあります。飼育する場合は単独で飼育する様にしましょう。

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