フクロウの餌は何?フクロウの餌の種類と下処理の方法を紹介!!

2023年2月16日

フクロウを飼育する上で特に大変なのが餌の処理です。フクロウを飼った事がない何を与えればいいのか、どうやって処理をすればいいのかよく分からないと思います。今回の記事ではフクロウの餌の種類と下処理の方法を紹介します。

フクロウを飼育する場合はちゃんと餌を用意して下処理を知る必要があります。

スーパーで売っている鳥肉なども食べますが、スーパーの鳥肉は血抜きがされていて栄養価が低いので、スーパーで売っている鳥肉ではフクロウを飼育する事ができません。

フクロウを飼育する場合はマウスやウズラ、ヒヨコなどのペット用に販売されている餌を下処理してから与える必要があります。

今回の記事ではフクロウの餌の種類と下処理の方法について紹介するので、フクロウを飼ってみようと思うかたはぜひ読んでみてください。

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フクロウの餌について

アナホリフクロウ

フクロウは猛禽類で肉食なので、飼育する際はお肉を与えて飼育する必要があります。

簡単にフクロウの餌の種類を紹介します。

マウス

ピンクマウス

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ピンクマウスやラットなどが餌用に販売されています。

マウスは下処理は面倒ですが栄養価が高いので、フクロウを飼育する際によく使われている餌です。

肉食のペットの飼育によく使われている餌で、販売しているお店も多いので入手しやすく使いやすいのでオススメです。

毛が生えているマウスを与えると毛がしょうかされないことが多く、胃腸に負担が閣下ってしまうので注意が必要です。

マウスは様々なサイズのものが販売しているので個体に合わせて購入することができます。

ヒヨコ・うずら

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ヒヨコやうずらも肉食のペットの餌として販売されています。

ヒヨコは下処理が楽なので、簡単に使うことができます。ヒヨコはお腹の中に卵黄嚢と呼ばれる卵の黄身の部分が入っています。

卵黄嚢は栄養価は高いですが腐りやすいので、フクロウに与える際は取り除いてから与える必要があります。卵黄嚢を取り除いてしまうと身の部分が少なくなってしまうので、マウスに比べて栄養価が低くなってしまいます。

一つの餌だけを与えるのではなく、色々な餌をバランスよく与えるようにしましょう。

冷凍されて販売していて、購入後は冷凍庫で保管する事ができます。生きた昆虫などを食べるペットより餌の保存は楽です。

昆虫

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コオロギやミルワームなどの昆虫も食べます。

ただ、昆虫を与えすぎると昆虫しか食べなくなってしまうことがあるので、昆虫はおやつ程度にたまに与えるようにするのがいいと思います。

フクロウの餌の下処理方法

それではフクロウの餌の下処理方法を紹介します。

解凍

まずは冷凍されている餌を解凍しましょう。

解凍するには袋に入れて袋の中の空気を抜いた後60度ぐらいのお湯につけておく方法と、タッパーなどに入れて流水で解凍する方法があります。

電子レンジでも解凍する事ができますが、チンしすぎると内臓が破裂してしまい掃除が面倒なので流水かお湯を使うのがいいと思います。

ある程度解凍したらお腹を触ってみてください。お腹がちゃんと柔なくなっていたら解凍できています。

ちゃんと解凍できていない餌を与えるとお腹を壊してしまうことがあるので気をつけてください。

お腹を裂く

マウスを与える際はお腹の中にあるフンを捨てる必要があります。解凍が終わったらお腹の皮を引っ張って裂いてください。

指でお腹の皮を摘んでお菓子の服を開けるように引っ張ると皮を裂く事ができます。もし皮が厚くて裂きづらい場合はハサミなどを使用してください。

お腹の皮を裂くと中に薄皮のようなものがあるので、それも裂いてください。薄皮を裂く事で内臓を取り出す事ができます。

フンを取り除く

お腹を裂いて内臓が見えたら腸に入っているフンを取り出してください。

マウスの場合はお腹を裂いてフンを取り出す必要がありますが、ヒヨコの場合はお腹を裂かなくても下処理ができます。

ヒヨコを与える場合は解凍した後に親指でお腹を押さえながらお尻の方に絞り出してください。

絞り出すとお尻から卵黄が出ます。

卵黄は体に悪いわけではありませんが、毎日与えるにはカロリーが高すぎることと、細菌が繁殖していることがあるので捨てる必要があります。うまくお尻から卵黄が出ない場合はお尻の部分を切ると簡単に出てきます。

一口大に捌く

解凍が済んで下処理が終わったら、フクロウが食べやすいように一口大に切ってください。

キッチンバサミを使えば簡単に切る事ができます。

一口大に切らなくてもフクロウはついばみながら食べる事ができます。なので、無理に切らないでもそのまま与える事ができます。

ただ、一口サイズの餌に慣れていると大きい餌を食べてくれない事があります。

ショップで一口サイズの餌を食べていると大きい餌を食べない事があるので、そういった場合は一口サイズに切って与えるようにしましょう。

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フクロウの餌の頻度と量について

フクロウに餌を与える際はどのぐらいの量が適正なのかわからないと思います。

与える餌の量は飼育環境やフクロウの種類にもよるので、個体の体重を測ったりよく観察して調整する必要がありますが一例として紹介させていただきます。

餌の量について

フクロウの餌の量は小型種の場合は大樹の15〜20%ほど、大型種の場合は10%ぐらいがいいと言われています。

ただ、種類によっては食べる餌の量が多いこともあるので、フクロウを購入する際にどのぐらい餌を与えているのか聞いておきましょう。

また、飼育環境によって運動量も変わってくるので、餌の量は個体に合わせて調整する必要があります。できれば毎日体重を計り痩せすぎないようにしてください。

フクロウは羽で覆われているので、痩せていても見た目では気づくことができません。毎日体重をはかることでフクロウの体調をの変化に気づくことができます。

餌の頻度について

フクロウは頻繁に餌を与える必要はありません。

小型種の場合は1日に2回ほど、大型のフクロウの場合は1日に1回で大丈夫です。

 

 

猛禽類

Posted by petshiiku